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季刊文科コレクション
素朴なる疑問―私の脱哲学・脱西洋

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886299727
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

村上春樹から三浦雅士まで、ドイツ文学者が、素朴に問い痛快に斬る胸のすくような文芸エッセイ11篇。

目次

ハッピーエンド―高島俊男「漢字と日本人」に目を開かれる
父なきエディプス―村上春樹「海辺のカフカ」に頭をかしげる
ヴァーチャルな現在・リアルな過去―柏原兵三「坐棺」の新しさ
哲学の正体―それは植物分類図表でした
無思想のすすめ―オトコは何もわかっていない
知識と教養―フランス語に「啓蒙主義」という言葉がない?!
ただ一人の哲学者―小林秀雄のこと
最終講義 ひとつの結論―からだで生きる
わが“転向”―センスのフランス・観念のドイツ
パパラギ再会―人類はあと二百年くらいで滅ぶことに
記号論のむなしさ―三浦雅士「出生の秘密」に著者の顔が見えない

著者等紹介

松本道介[マツモトミチスケ]
1935年(昭和10年)北海道生。2歳で東京に移る。東京、京都、岡山などで育ち、東京大学大学院修士課程修了。熊本大学、國學院大学を経て、中央大学文学部に32年間勤務。専攻はドイツ文学。中央大学名誉教授。「文學界」で同人雑誌評を担当し、「季刊文科」(鳥影社)編集委員。日本リヒャルト・シュトラウス協会運営委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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