赤い夕陽よ―8月9日、ソ連軍が満州に攻め込んだ

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886297419
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

満州国崩壊とともに百数十万の民間の日本人が遺棄された。ソ連軍の侵攻に続く中国の国府軍と八路軍の内戦。混乱の中、人々はどのように生き抜いたか。

著者等紹介

源元一郎[ミナモトゲンイチロウ]
昭和9年(1934年)生れ。奇しくもこの年、満州国建国(康徳元年)。父に従って満州に渡る。少年時代、白系ロシア人、満族、漢族、蒙古族とともに暮らす。昭和20年(1945年)、日本の敗戦により斉斉哈爾に避難し、昭和21年10月8日、胡廬島を経て、九州・博多に上陸、帰国する。博物館学芸員の資格を、仏教大学で取得する。中国、明代・清代の書、画を研究
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感想・レビュー

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naolog

6
図書館にて。たまたま巡り合った本だが、読書メーター登録ゼロ件(笑) 戦争末期の満州、ソ連軍、→国府軍/八路軍が入ってきた様子が見てきたように感じられる。色々な人種?民族が暮らしていた国が崩壊したとき、かつての交流が運良く働く。長旅を経て、日本(博多)に着いて「嬉しい!」ではなく、むしろ満鉄と比べてちっぽけな十輌程度の汽車をみて、「これが僕の日本なのだろうか。」学校では現代史をとにかく省略しており、こういった歴史・時代があったことを知っておくのは大事だと何度も思う…。2023/04/25

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