目次
1 上手くなるためのチェック&洗練ポイント―強引なスキー操作では、思い通りに滑れない。今までの動きを振り返り、よい動きは今以上に進化させ、悪い動きは修正する。(トップのロック、スキーのスライド、テールのグリップでターンする;つま先側への体重移動でエッジを立てる―トップのロック1 ほか)
2 自在なロングターンを身につける―ターンのどこで、どのような動きをするのかを知り、体感する。タイミングと動きを合わせれば、自在なスピードコントロールとターンができる。(親指のつけ根に体重を乗せて、外スキーのトップをロックする;モモをターン方向に向けて、体重の移動で切り換える ほか)
3 思い通りのショートターンをする―急斜面ショートターンは上級者の証。スキーを振り回すのではなく、一定のターン弧を描きながら、コントロールすることが大切。(テールのグリップと同時にエッジングする;左右への体重移動を早め、小さい弧を連続 ほか)
4 コブ斜面を滑る―恐怖感が先立つコブ斜面。スキーやストック、足と腕をフル活用しながら、地形を利用する。コブ斜面特有のコツを押さえたら、あらゆるコブ斜面が滑れる。(テール側を、凹みにぶつけて止まる;内足の小指をターン方向に向けターンに入る ほか)
5 不整地を攻略―パウダーを滑るために、何時間も前から並んでリフトの始発を待つスキーヤーも多い。彼らが知っているパウダーの快感を、体感する。(山側のモモを起こしてターンに入る;次の谷足に素早く体重移動 ほか)
著者等紹介
佐藤紀隆[サトウノリタカ]
(社)日本職業スキー教師協会ステージ3、オーストリアスキー教室スキー事業部部長。1972年1月5日生まれ。福岡県出身。万座スキー学校で2年間、スキー教室の教師を勤め、1994年にオーストリアスキー教室に移籍。2000年より乗鞍校校長、2005年よりスキー事業部部長を兼任。乗鞍校をはじめ、全国に広がるオーストリアスキー教室で絶大な人気を誇る。難易度の高い内容でもわかりやすく、工夫を凝らした独自のレッスンには定評があり、生徒や教師たちの信頼も厚い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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