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内容説明
60年代以降の7人の作家による、9作品を収録。多様な文学世界が楽しめるアンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リエ
2
独語、仏語、伊語、ロマンシュ語と4つの公用語を持つスイスだが、その事が文学においてどのような化学反応を起こすのか覗いてみたくて本書を読んでみた。9作品からなるアンソロジー。 個人的にはパリを縦横無尽に駆け巡る『おぼえていますよ、こんにちは!』(ニゾン)とタイトルからは想像できない極限状態を描く『パックー氷のメルヒェン』(ブルガー)が印象に残った。 スイス文学は翻訳書を現状入手しにくいのが残念。日本の出版社にはこれからどんどん良作を発掘してもらいたい。2018/10/15
まゆ
2
スイス文学はなかなか幻想的でした。奪回は強烈というか他のが淡い空想的なのに比べて鬼気迫る感じでした。ただスイスの歴史とか知ってたらもっと楽しめるかもしれないと思いました。2014/12/07