土方巽を読む―母性とカオスの暗黒舞踏

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  • サイズ A5判/ページ数 457p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886296672
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0073

内容説明

暗黒舞踏は蘇生するか!世界的舞踏家・土方巽、大野一雄等を鋭く照射。“舞踏”の現在を問う。『病める舞姫』論、『美貌の青空』論など所収。

目次

言葉の舞踏家―土方巽著『病める舞姫』を読む(言葉のひと;そげた腰のけむり虫 ほか)
『病める舞姫』を読み終えて
『美貌の青空』を読む(「犬の静脈に嫉妬することから」を読む―土方巽の母、わたしの母;飯詰と青空 ほか)
母性とカオスの暗黒舞踏―中村文昭著『舞踏の水際』を読む(文学の放棄を常に迫ってくるデーモンの嵐;土方巽と中村文昭の過剰な関係性 ほか)
大森政秀の舞踏から合田成男の批評の姿へ―わたしは合田成男の姿に土方巽の姿を重ねていた(土方巽との出会い―一期一会;大森政秀の舞踏 ほか)

著者等紹介

清水正[シミズマサシ]
1949年我孫子生。日本大学芸術学部文芸学科卒業。現在、日本大学芸術学部教授。日本大学大学院芸術学研究科教授。「文芸批評論」「マンガ論」「雑誌研究」等を担当。批評家。江古田文学会会長。Д文学研究会主宰。日本文芸家協会会員
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感想・レビュー

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みゃみょ

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暗黒舞踏の入門として。土方さんの文章の訳のわからなさに初めは戸惑ったが、暴論と言ってしまっても良いであろう解説もあって、読み進めていく内に慣れてしまい、楽しむ事が出来た。単純に土方巽や舞踏に対する理解を深められただけでなく、実際に舞踏を踊る上でも大変参考になった。2014/12/03

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