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夢のありかを求めて―ペーター・ハントケ論

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  • サイズ B6判/ページ数 147p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886296023
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C0098

内容説明

ハントケの「旅物語」の紹介にとどまらず、新・旧ユーゴスラヴィアへの彼の態度、その「メディア批判」を含めてアクチュアルな問題を意欲的に論ずる。

目次

1 はじめに―さまざまな対談を読んで
2 『反復』(1986)から『第九の国からの夢想家の別れ。消滅したひとつの現実性。スロヴェニアの想い出』(1991)に至る経緯―年譜を逆に眺めて(『第九の国からの夢想家の別れ』;『反復』―主人公フィリップ・コバルの過去の人生と「旅」)
3 二篇のセルビア紀行(『ドーナウ、サヴァ、モラヴァ、ドリナ川への冬の旅。あるいはセルビアに対して公正さを』(1996)
『冬の旅についての夏の補遺』(1996))
4 おわりに―『涙ながらに質問する』(2000)を読んで、そしてハントケに対するいくつかの疑問

著者等紹介

斎藤松三郎[サイトウマツサブロウ]
1946年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学文学部助手、東洋大学文学部(教養課程)講師などを経て、現在、立教大学教授。現代ドイツ文学専攻。作家の道徳観、審美観など、ものの考え方に興味をもつ
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