シーボルト、波瀾の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886223340
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

内容説明

江戸時代末期、鎖国下の日本で西洋医学の実践と教育にたずさわる一方、日本の動植物、民俗、地理などを研究した歴史的な人物シーボルト―。その足跡をたどり、波瀾に満ちた生涯を描く。

目次

日本への旅立ち―嵐、難破船の人々、出島のオランダ商館、そして時は停止してしまったのだろうか?
出島―日本・オランダ貿易の発展
外科医シーボルト―シーボルトの講義及び治療
其扇―シーボルトの契約結婚
ケンペルとツンベルク―記念碑の建立及び江戸参府
江戸参府―小倉まで陸路で、播磨の室まで船で、駕篭に乗り大坂・京都経由で江戸へ
江戸滞在及び帰途―日本人招待客、将軍謁見、幕府天文方高橋作左衛門
出島及び長崎での研究時代―新商館長、ミミ夫人、地震、台風、裏切り、家宅捜索
かけられた嫌疑―本多佐渡守、自宅軟禁、尋問、日本の友人達を庇うシーボルト
追放―続く取り調べ、幕府天文方の死、日本御構い、別れ
バタヴィア経由でオランダへ―オランダ領東インド総督との会見、オランダでの歓迎、ヴュルツブルグ訪問及び名誉博士号の授与、ヘレーネ・フォン・ガーゲルンとの結婚、精力的な仕事、日本を訪れたアメリカ人、シーボルトのロシア訪問
再び日本へ―渡航準備、アレキサンダーとの旅立ち、バタヴィアで、出島到着、日本の友人達、日本の政治情勢、プロイセン使節団、ヒュースケン殺害、六十五歳の誕生日
江戸滞在―横浜到着、江戸の赤羽接遇所、英国公使館襲撃、シーボルトの日本政府への提言、陰謀、通訳官アレキサンダー、別れ
晩年―再びオランダで、年金退職、ナポレオン三世に謁見、三度目の日本渡航計画、シーボルトの死

著者等紹介

シーボルト,ヴェルナー[シーボルト,ヴェルナー][Siebold,Werner]
1887~1970。ドイツの高名な作家。ドイツにおける自然保護のパイオニア的存在で、主として狩猟を題材とした青少年向けの本を数多く書いている

酒井幸子[サカイサチコ]
昭和17年4月8日、岡山県岡山市生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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