内容説明
人間とは何かを考えるとき、いまやヒヒの研究は不可欠である。そしてこれは、これまでの霊長類社会の“常識”に挑戦する、近年最大の野外研究の成果である。
目次
ヒヒを知り、人を知る
ヒヒは、新しい群れに入る時、どのように気を使っているか
ヒヒが示す、家族のあり方、友情の大切さ
ヒヒに問う、自然に生きるとはどういうことか
ヒヒの社会に、権力は無い
ヒヒも戸惑う、思春期の頃の不安定な心理
ヒヒは、どのようにして社会的自立を達成するか
ヒヒに聞く、個性的に生きるとはどういうことか
ヒヒが教える、社会的に成功するには
ヒヒに見る、知性の、可能性と限界と
ヒヒが明から、雄と雌の、本来の生き方
ヒヒの世界を、常識を捨てて見つめ直す
突然始まった畑荒し
131頭の移動計画
捕獲して新しい土地に解放する
保護を成功させるには
新しいヒヒの国にて
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- 和書
- 経済学原理 〈第2巻〉