出版社内容情報
中島 正[ナカシマ マサシ]
内容説明
京都府南部地域・南山城における仏教遺跡を対象として、国家仏教と氏族仏教の相克を視座に、仏教文化の受容と伝播の過程を丹念に追究。その特異性と普遍性を明らかにする。
目次
序章 氏族仏教と国家仏教
第1章 椿井大塚山古墳と歴史認識
第2章 古墳と古代氏族と仏教文化
第3章 伽藍造営の伝播
第4章 二つの都城と古代寺院
第5章 国家仏教の変質
終章 考古学からみた「国家仏教」の本質
著者等紹介
中島正[ナカシママサシ]
1959年新潟県上越市に生まれる。1984年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。1989年京都府山城町文化財技師採用。2015年合併後の木津川市文化財保護課長補佐、国保医療課主幹を経て退職。明治大学にて博士(史学)学位取得。現在、花園大学文学部、同志社女子大学現代社会学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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