平凡社新書
ロンドンの美術館―王室コレクションから現代アートまで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582854091
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0270

内容説明

パリ、ニューヨークとはひと味違う、ロンドンは、もうひとつの美術の宝庫。歴代の国王たちが収集したダ・ヴィンチやフェルメールなどの珠玉のコレクションから時代を挑発しつづける現代アートまで、数々の名作と、ユニークな13の美術館を徹底探訪する。

目次

1 ヨーロッパ絵画の流れをたどる―ナショナル・ギャラリー
2 イギリス美術の歴史と現在―テイト・ブリテン/テイト・モダン
3 フランス・ロココの瀟洒な美術館―ウォーレス・コレクション
4 優美に刺激的に美術を演出する―ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ
5 世界有数の印象派コレクション―コートールド美術館
6 デザインとファッションの殿堂―ヴィクトリア&アルバート美術館
7 ロンドンの小さな迷宮美術館―サー・ジョン・ソーンズ美術館
8 カントリー・ハウスを彩る絵画たち―ケンウッド・ハウス
9 人類の歴史がたどれる巨大な博物館―大英博物館
10 国王が集めた個性的なコレクション―クイーンズ・ギャラリー

著者等紹介

桜井武[サクライタケシ]
1944年静岡県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。東京画廊勤務の後、シカゴ・アート・インスティテュートに留学。ブリティッシュ・カウンシルでアーツ担当官を務め、美術、音楽、演劇など幅広い分野の交流に携わる。1991年には大英勲章(MBE)を授与。美術史家として新聞・雑誌などに執筆。2008年4月より熊本市現代美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まみぃ。

4
やはりロンドンはアート教育の街といった印象。美術館ができた歴史的背景を知ることで、より興味深いものの見方ができると思う。美術館・博物館が入場無料のロンドン。魅力的だ…!2014/04/01

tona

4
入館料無料だし、せっかくロンドンに行ったなら、美術館巡りをしたいなと思い、購入。現地情報、美術館の歴史、メインの絵の解説など、ロンドンで美術館巡りをしたい方にはオススメの一冊だと思います。2014/02/15

どぅまち

1
アートをどう見せるか、どう楽しむか、そういうところまで考えつくされているのがロンドンという街かもしれない。ナショナルギャラリーやテートブリテンはもちろん、ウォーレスコレクションや建築家の美術館なのに単なる建築美術館で終わらないサー・ジョン・ソーンズ美術館といった個人コレクションを独占せずミュージアムとして見せるというのもアートの街たる所以かもしれない。比較的近いエリアに近接していると、美術館をメインにした街歩き、もちろんショップでのお土産やグルメもはずせない、ロンドンの楽しみ方のひとつに加えよう。2014/12/16

jj

0
ロンドンの美術館を気ままに訪ね歩いている気分にさせてくれます。値段の割に絵画のカラー写真も冒頭に入っていますし、不足分はネットで確認しながら読むととてもいい感じです。それと、大英博物館をはじめとした、ロンドンの主要な美術・博物館が無料で観れるのも、関係者の様々な働きかけ・尽力の賜なのですね。また、作品では「放蕩者のなりゆき」がとても興味深く、今度観に行こうかと思いました。2015/12/11

yoshimi66

0
読んでたらロンドンに行きたくなっていた★ウォレスコレクションとか個人が収集した小さい美術館も行ってみたい。こんなにすごい絵が揃ってるのにほとんどがただなのがすごすぎる!2010/03/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/47396
  • ご注意事項

最近チェックした商品