出版社内容情報
明治から昭和にかけて活躍した石川三四郎を中心にアナーキストの動向や労働運動との関わりなどを注視し、その特質や歴史的意味を探る
後藤 彰信[ゴトウ アキノブ]
日本思想史学会会員
目次
序章 日本的アナーキズム論―切穴を潜る人々
第1章 アナーキズムの受容と伝統思想
第2章 初期社会主義におけるアナーキズムの位置
第3章 社会運動としてのアナーキズムとその社会構想
第4章 社会運動の退潮と新しい統合原理の模索
終章 日本アナーキズムにおけるインターナショナリズム
著者等紹介
後藤彰信[ゴトウアキノブ]
1956年宮城県生まれ。1980年茨城大学人文学部文学科史学専攻卒業。1982年早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期課程日本史専攻修了。宮城県公立高校教員として勤務する傍ら、宮城教育大学教育学研究科修士課程社会科教育専修を修了、東北大学大学院文学研究科博士後期課程に編入学、単位取得満期退学。2016年宮城県公立高校教員を定年退職。現在、初期社会主義研究会会員、日本思想史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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