内容説明
九州と東アジアを拠点とし、豊富な現地調査と緻密な研究を積み重ねた著者の多年にわたる研究の集大成。考古学からみた古代研究の精華と研究史・紀行文、計31編を収録。
目次
第3部 古代(大宰府史跡の成立;百済熊津・泗〓(ひ)期の都城制と倭―とくに倭京~大宰府との関係について
水城と大宰府都城
古代九州の朝鮮式山城新考―とくに都城制型山城の設定をめぐって
日本の朝鮮式山城の調査と成果 ほか)
第4部 研究史・紀行文(中山平次郎の弥生文化研究;日本考古学50年の足跡・九州;1992年9月・平壌考古訪問―北朝鮮考古初探紀行)
著者等紹介
小田富士雄[オダフジオ]
1933年福岡県北九州市生。1957年九州大学文学部史学科卒業。1960年10月九州大学文学部大学院博士課程中退、九州大学文学部助手~1971年3月。1971年4月別府大学文学部助教授。1980年6月文学博士学位授与。1983年北九州市立考古博物館館長。1988年福岡大学人文学部教授。1995年~1999年下関市立考古博物館館長業務。2004年3月福岡大学定年退職。5月福岡大学名誉教授称号授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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