講談日本通史

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886212993
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1021

内容説明

日本列島に住む人間たちは、黎明期から現代までをどのような思いで生きてきたのか。現在を場に過去と対峙し、教科書的なタテマエではない、ホンネの歴史を通史として問う。

目次

大王の下へ
天皇によせる眼
開かれた時代、閉ざされた時代
転換期の人心
鎌倉仏教の顛末
キリシタンの世紀
徳川の王国
国民文化への芽
維新前夜の世界
戊申戦争への道程
文明開化の下で
駆け足進軍の季節
大東亜戦争の論理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

4
マイナーな著者の意外な良書。世界史と対応した日本史のダイナミズム、国民国家創造など動きも盛り込みながら、日本史を一通り語るのに成功している。講談だけあって、読みやすさも安定感あり。日本が八百万信仰という通説に対して、村ごとの氏神がその村では事実上絶対的な一神教として機能していたのではという指摘は目から鱗。ベテランだけあって、新しい歴史学の成果を取り入れながらも右派、左派どちらからも距離を取っているのもポイントが高いところか。日本史好きなら読んで損はない2012/02/24

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