内容説明
幕末期に佐幕派の志士として活躍し、その後自由民権運動に挺身、さらにはキリスト教牧師となった斎藤壬生雄の生涯を追い、背景としての激動の時代を浮き彫りにする。
目次
第1章 志士として(前橋藩主松平氏;政治総裁職松平直克;松平直克参内 ほか)
第2章 民権家として(民権結社大成社設立;国会開設請願委員;『上毛新聞』新聞編集長 ほか)
第3章 キリスト者として(キリスト教と斎藤壬生雄;キリスト教入信の事情;東京一致神学校 ほか)
著者等紹介
丑木幸男[ウシキユキオ]
1944年東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。群馬県立武尊高校、渋川女子高校、中央高校、群馬県史編さん室などを経て、現在国文学研究資料館史料館教授。博士(文学)
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