内容説明
「掘建柱建物はいつまで残ったか」をテーマに、考古学と建築史学の学際的視点から中近世の住まいの実態を総合的に追求。現在の発掘調査における最先端の情報を提示し、調査・研究の関係者に必備の書。
目次
第1章 東日本の中近世掘立柱建物(南関東地域における中近世建物遺構の変遷;多摩地域における近世の掘立柱建物;文献にみる近世信濃の民家)
第2章 西日本の中近世掘立柱建物(近畿地方における古代から中近世の掘立柱建物―京都府・滋賀県・兵庫県の場合;中国・四国地方の掘立柱建物;沖縄先島地域における発掘遺構と民家にみる掘立柱建物の問題)
第3章 総合討論―埋もれた中近世の住まい
著者等紹介
浅川滋男[アサカワシゲオ]
1956年、鳥取県に生まれる。1979年、京都大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科修士課程修了後、中国に留学。同研究科博士課程、日本学術振興会特別研究員、奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部遺構調査室長を経て、現在、鳥取環境大学環境デザイン学科教授。工学博士
箱崎和久[ハコザキカズヒサ]
1970年、福島県に生まれる。1993年、信州大学工学部社会開発工学科(建築コース)卒業。横浜国立大学大学院工学研究科博士課程前期修了。1995年、奈良国立文化財研究所に入所。現在、独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所研究員
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