わたしはアリラ

ハミルトン，ヴァジニア【作】〈Ｈａｍｉｌｔｏｎ，Ｖｉｒｇｉｎｉａ〉/掛川 恭子【訳】

岩波書店（1991/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 371p／高さ 20cm
• 商品コード 9784001156126
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

出版社内容情報

わたしはアリラ，12歳．父と兄はインディアンであることを誇りに思っている．母もダンスの才能をいかして充実した毎日を送っている．けれどもわたしは……．真の自分をさぐろうとする少女の物語．

内容説明

わたしはアリラ、１２歳。父と兄はインディアンであることを誇りにして力強く生きている。母はダンスの才能を生かして充実した毎日を送っている。けれどわたしは、いつもおどおどして、へまばかり…。青春の入口で、真の自分を探る少女。中学生以上。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[りうかん]

主人公はネイティブアメリカンの血をひく少女で、読み始めた時は差別と題材にしたものなのか？と思っていたのですがそうではなく。どちらかと言えば、血脈の狭間にある家族の関係性とか、少女の立場を主題にした作品だった。ただ、大人が読んでも難解な作品だと感じたので、小学生には難しいのではないでしょうか？

2014/06/08