内容説明
「自分を含め人を愛することが詩だ」といいきる著者の詩集。えらぶことばが洗練され、よく吟味されている。長い道程を辿る過程で身につけた、「むずかしいこともやさしいことばで告げる」「そのやさしいことばに、ふくらみと香りをもたせる」という温かい技法が、大きくものをいい、ひとつの区切りに達した重みを感じさせる。
目次
仕事・東京(花;シーラちゃん ほか)
子どもたち・輪廻(産道;ダウン症の子 ほか)
卓球・友情(那須の旅;ラ・フランス ほか)
花・歳月(還暦;シコンノボタン ほか)
愛・望郷(キラッと輝く時;疾走する悲しみに決別 ほか)
著者等紹介
小山田弘子[オヤマダヒロコ]
1939年静岡県、比木村(現浜岡町)に生まれる。県立池新田高等学校同窓。日本社会事業大学専修科同窓。1958年東京都職員(1974年、児童福祉司)。社会福祉主事資格(1967年)。社会福祉士国家資格(1990年、登録番号第342号)。1999年厚生大臣表彰「社会福祉事業功労者」。現勤務先、東京都品川児童相談所。詩集「花の騒ぎ」1969年(時間社)「詩都」同人、「驅動」同人。静岡県詩人会々員
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