内容説明
なぜ加害者は妻や恋人に暴力を振るうのか。アルコールのせい?怒りが抑えられないから?自分も子どもの頃に虐待されたから?など、一般に言われている原因は、ほとんどが加害者の言い訳として使われている。問題は加害者の価値観と態度に起因する。それを踏まえて、どのように被害者を支援していくべきか。アメリカでの実践に学ぶ、被害者の視点に立った支援のあり方。
目次
第1章 ドメスティック・バイオレンスという社会問題
第2章 ドメスティック・バイオレンスのからくり
第3章 ドメスティック・バイオレンスの影響
第4章 被害者支援の働き
第5章 支援者に必要な技法
第6章 サバイバーの安全確保
第7章 アメリカのDV対策
第8章 被害者支援に携わるあなたに
著者等紹介
尾崎礼子[オザキレイコ]
大阪府出身。短大卒業、一般企業勤務を経て、1991年渡米。1995年よりアジア系移民・難民対象のDV啓発活動やレイプ・ホットラインなど、女性に対する暴力に反する活動を開始。1998年にオハイオ州立大学ソーシャルワーク修士号(メンタル・ヘルス専攻)修了後、ドメスティック・バイオレンス(DV)加害者のグループ・ワーク、DVに影響を受けた子どものプログラム、またDV被害者も含む一般のカウンセリングに携わる。2001年よりオハイオ州のDV連合のスタッフとして、主に被害者支援関連のトレーニングと加害者プログラムの技術支援をオハイオ州全域で行っている。同時に、DV加害者のグループ・ワークと、在米日本人のメンタル・ヘルスのケアにも携わっている
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