虐待と離婚の心的外傷

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886025289
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0011

内容説明

その深い傷つき体験から治癒にいたるまで。先行研究との対話、血の通った臨床にもとづく心理学的考察。

目次

第1章 子どもの虐待とは何か
第2章 母親による子どもの虐待はなぜ起きるのか
第3章 体は大人、心は子ども―精神的に飢え続けたA子
第4章 情緒的応答性を欠く養育を受けてきたB子
第5章 子どもの虐待と心的外傷後ストレス障害(PTSD)
第6章 離婚の心的外傷
第7章 事例を通してみる離婚の世代間サイクル

著者等紹介

棚瀬一代[タナセカズヨ]
1943年生まれ。高校時代AFS交換留学生で渡米。1968年国際基督教大学卒。1978‐80年関西いのちの電話相談員。1983‐90年京都いのちの電話相談員。1999年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。臨床心理士。現在、京都女子大学現代社会学部助教授、大阪市教育センター嘱託カウンセラー、大津家庭裁判所家事調停委員
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感想・レビュー

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kitakama633

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(以下、本文より引用) 大人に現れている病的な悲哀反応の多くは、子ども時代の喪失体験に起源がある。 どんな逆境にあっても、慈愛に満ちた養育や支えがあれば、外傷体験の害は解毒される。 虐待の連鎖ともいうが、すべての被虐待児が虐待する親になるわけではなく、その分かれ目は、虐待を受けている時も、支え、安心する場を提供する人が存在するかどうかであることを、決して忘れてはならない。2023/04/11

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