関係性の教育倫理―教育哲学的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798901558
  • NDC分類 371.1
  • Cコード C3037

内容説明

パターナリズムからケアへ。教育は目的の王国であり、陶冶と能力開発を至上目的とする近現代教育は、生徒という「存在」のためというよりも、生徒を「目的」へ向け牽引するパターナリスティックな行為となる。不登校、高校中退、校内暴力といった目的に逆らう行動は、「病的」な非倫理と刻印され、教育からの追放・離脱に帰結するほかはない。だが医師にとって病は何ら「病的」ではないのだ。ケアの場で見るような関係性のあり方を、教育現場において追求・考察した、優れて今日的な実践的理論の展開。

目次

第1章 問題の所在(低空飛行の実現―研究の目的;教育関係論のミニマリズム―先行研究と独自性 ほか)
第2章 なぜ彼らは離脱するのか―関係性の論理(「意味ないし」の意味論;離脱へと仕向けるもの ほか)
第3章 述語論理とケア―「かけがえのなさ」の考察(かけがえのなさという現象;個に根拠はない(ハイデガー) ほか)
第4章 「気がかり」と「待ち望むこと」―ケアの現象学(学校空間を特徴づけるもの;存在の耐えられない軽さ ほか)
第5章 招かれざる者の歓待―教育関係の原風景(仕組まれた応答関係;強迫としての応答関係 ほか)
第6章 結論(結び目を解くこと(d´eliaison)
思い通りにはいかないこと ほか)

著者等紹介

川久保学[カワクボマナブ]
1961年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒。東京学芸大学連合大学院博士課程修了、博士(教育学)。現在、神奈川県立小田原高校総括教諭・横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Akinobu Otani

1
教育に携わる人なら必須。関係性から見た教育の問題点とその解決が教育史とともに語られていることから、まとまった知識として蓄積するにもいい。2014/08/08

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