内容説明
四国遍路における巡拝記は江戸時代から現代まで数多く残されている。そこに記された動機や目的、体験した出来事などから遍路の諸相を捉える。
目次
第１章 四国遍路の起こりとその歴史（四国遍路の起こり；四国遍路の歴史）
第２章 巡拝記にみる様々な遍路（代表的な巡拝記；江戸時代における庄屋の巡拝記；庶民の巡拝記；異色な拝巡記；捨て身の遍路と女芸人の巡拝記）
第３章 遍路習俗の変化（遍路の日数と費用（遍路の日数；遍路の費用）
宿泊施設
接待
病の治療
履き物と用具
納札と納経帳）
著者等紹介
佐藤久光［サトウヒサミツ］
１９４８年、秋田県に生まれる。大谷大学大学院哲学科博士課程単位取得満期退学。種智院大学専任講師、助教授、教授。現在、京都外国語大学非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
