内容説明
赤岸鎮から西安青龍寺まで、求法の道程2400キロ。中国における空海の足跡を訪ねる「空海ロード」の旅。
目次
第1編 空海入唐の風景(青年空海とその時代;空海の入唐と請来品;長安における空海)
第2編 空海ロード巡礼案内(現代中国と空海;空海ロード市街案内;空海ロードの寺;空海ロード巡礼コース案内(参考例))
著者等紹介
静慈円[シズカジエン]
1942年、徳島県生まれ。1971年、高野山大学大学院博士課程終了。1974年、大阪大学大学院中国哲学専攻研究生了。1978年、高野山大学チベット仏教文化調査団レー調査隊隊長として西ヒマラヤの学術調査を行い、種々の曼荼羅を発見。1982年、日本インド学仏教学会賞受賞。1984年、「空海・長安への道」訪中団団長として福州(赤岸鎮)から西安(青龍寺)までの2400キロを踏破。以後訪中四十数回。1989年、学修灌頂入壇、伝灯大阿闍梨職位を受ける。現在、高野山大学教授、高野山清涼院住職、博士(仏教学)
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