仏教とジェンダー―女たちの如是我聞

仏教とジェンダー―女たちの如是我聞

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886021755
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

内容説明

仏教はもともと性差別が根強いといわれる。しかし、人間としての目覚めを説いた釈尊の教えは、性差別を肯定しているのだろうか。また日本仏教の祖師たちは、どう説いたのか。女性仏教者の視点から性差別の現状を見つめ、仏教の再生へ向けてそのあり方を論じる。

目次

プロローグ 仏教と現代女性―宗派を越えた対話から
第1章 原典のなかの女性
第2章 歴史と教義のなかの女性―女性の視点からの読み替え
第3章 教団、制度のなかの女性
第4章 寺院の現場から―ジェンダーイコールな仏教をめざして
座談会 仏教の再生をめざして

感想・レビュー

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kenitirokikuti

7
図書館にて。1999年刊行。編集は「女性と仏教 東海・関東ネットワーク」。渡辺典子「女性僧侶の誕生 西本願寺におけるその歴史」。西本願寺の最初の女性僧侶の得度式は1931年(6年)。羽向貴久子「寺に生きる女の居場所と制度」。大谷派では、1942年に徴兵による僧侶不足から女性の得度が認められる。1944年には儀式執行可能な「教師」資格も。なお、「教師」は住職になる資格を得るが、女性住職はまだ認められず。ふつう住職の妻は「坊守」という住職の妻としか言えないものになる。部落解放同盟の糾弾により女性住職が認可。2018/02/04

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