内容説明
地名や姓名、線刻石や土器に彫られた文字を手掛かりに、比較言語学を駆使して、日本古代史の謎に迫る。「邪馬台国」の所在地論争にも挑戦し重大な一石を投ずる。故大野晋氏の「日本語=タミル語(ドラヴィダ語)起源説」を裏づける画期的な見解も示す。
目次
第1章 古代史は身近にあり
第2章 ラッキー・セブン
第3章 種子ヶ島の宝満神社
第4章 ライオン・トーテム族
第5章 邪馬(獅子)の国々
第6章 源平藤橘は日神トーテム族
第7章 奈良の大市墓(箸墓)の埴輪
第8章 三内丸山遺跡にも文字が
第9章 朝臣と帶は共に司祭者
著者等紹介
川崎真治[カワサキシンジ]
1921年~2007年。東京高等商船学校(現・東京海洋大学)航海科卒業。戦後、雑誌記者、大映映画プロデューサーなどを経て、1971年より歴史言語学開拓を目指す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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