内容説明
本書は、構造力学と材料学に関する知識をすでに習得している学生を対象に、鋼構造物を設計する際に土木技術者にとって必要不可欠な基礎的内容だけをとりあげている。設計式の背景を詳述し、設計式の誘導過程を省略することなく記述した。
目次
構造用鋼材
綱構造物の安全性と設計法
溶接継手(静的強度;疲労強度)
高力ボルト接合
圧縮を受ける部材
曲げを受ける部材
軸力と曲げを受ける部材
板の座屈
著者等紹介
大倉一郎[オオクライチロウ]
1955年島根県出雲市生まれ。1977年大阪大学工学部土木工学科卒業。1979年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程土木工学専攻修了。大阪大学工学部土木工学科助手。1985年工学博士。1991年大阪大学工学部土木工学科助教授。1998年大阪大学大学院工学研究科土木工学専攻助教授。研究分野は構造工学
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