目次
“地図の旅”のすすめ
地図に強くなろう
実り多い旅には周到な準備が必要だ
別荘を持つよりも旅の宿で長期滞在を
歩く効用、ふれあう喜び
旅先でのまとめ、帰宅後の写真の整理
福井県南条郡今庄町
北海道稚内市
鹿児島県枕崎市・川辺郡知覧町
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TCD NOK
7
自分もあこがれの旅のスタイルとして、地方の町の集落をミクロにミクロにみてみたい、というのがある。実際この著者と同じように2万5千分の1の地形図片手に信州や北海道の小さい村に滞在するような旅をしていた。まさか、ここまで地図が高度化するとは思わなかった。今はスマホのグーグルマップで、縮尺も航空写真も現在位置も、その辺の商店の情報も手に入る。確かに便利になったんだけど、紙の地図ってなんかロマンを感じてしまう。 2019/09/13
wei xian tiang
4
「日本列島地図の旅」「続日本列島地図の旅」などに比べても、非地図者にも向けてか、地図の魅力を噛んで含めるような解説は地図者にとっては今更感はあるものの、流石今庄、稚内、枕崎と良いところをフィールド択んでいる。稚内近郊沼川の開拓史及び衰亡史には切なさの余り泣いた。2016/09/13
マメラッティ
3
人生の先輩の旅の話、さすがに三十年近く前に初版なので、今読むと時代を感じる。しかし今日でも地図を読むのは楽しい。2024/12/26
久守洋
1
大沼は読図のポイントを教示するのが上手く、理解が深まる。入門書としてもうってつけである。定年を迎えた読者に向けて書かれているようだが、読図の楽しさを老後まで取って置くのは勿体ない。2009/08/22
もりしま
1
著者の旅行は各年代の1/25000地図を比較するところから始まる。地図の読み解き方、そこから旅につなげるやり方、実際の旅行プラン作成過程、旅行記が読みやすい文章でまとめられている。国土地理院の地図は買うべきだと思った。2008/08/01
-
- 和書
- 旅寿々里 (改訂)