源氏物語と仏教

源氏物語と仏教

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784885915789
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、『源氏物語』にみえる法華八講などの法会が、どのような形で行われたのか、僧侶はどんな役目を担っていたのか、人々は死をどんな風に考えていたのか、さらに登場人物の多くは出家するが、出家はどのようにして行われたのか、人々の心の奥深く内在する人間の業とそれの解脱は、どのように考えられ、行われたのか等々、『源氏物語』と仏法(本書の場合、特に『法華経』)のかかわり合いを考えてみたものである。

目次

第1章 仏教荘厳の世界(荘厳の世界;予言、病、死、祈り)
第2章 出家(女たちの出家;男たちの出家)
第3章 仏道と業と(本編の人々;「宇治十帖」の人々)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rockyrocky

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内容は題名通りで、色々納得。ポイントが全く違うと指摘されそうですが、著者が『紫式部は大君でも宇治の橋姫でもないが作者の物思いどうしようもない思念は、どこかかさなるものがあるのではないか』と。そうか!宇治十帖はこれか!このためにあるのかと納得できました。2013/06/12

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