内容説明
本書では、動態図を豊富に採用し、写真だけでは見極めることのできない技の微妙なポイントを体得できるようにしました。動態図の解説に当っても、その技の意味、心がまえ、注意すべき点などをくわしく説明し、技の真髄を習得できるように試みました。次に、空手が独習できるのは「形」があるからだという原点に立ち、重要であるにもかかわらず、ややもすると見過されがちだった「形の解説」に最も力を注ぎました。本書には「平安」「鉄騎」「抜塞」「観空」「燕飛」「十手」「半月」「岩鶴」「慈恩」なと松寿館流において伝習されてきたほとんどの「形」が網羅されています。
目次
1編 空手道の形
2編 空手道の組手
3編 空手道の基本と歴史