内容説明
新しい駒落ち、やさしい手筋、自作5手詰め集、なんでも棒銀など将棋を始める人の立場に立ってまとめられた一冊。
目次
1章 指す前の基本知識
2章 新しい駒落ち戦法
3章 やさしい基本の手筋
4章 平手将棋の指し方
5章 実力養成5手詰め22題(詰め将棋の解き方、味わい方)
著者等紹介
原田泰夫[ハラダヤスオ]
大正12年3月1日生れ。新潟県分水町出身。七歳ごろ将棋を覚え、関根金次郎十三世名人の対局態度に接して棋士志望。昭和12年4月、加藤治郎名誉九段に入門、内弟子生活約六年、軍隊生活約三年をおくる。二〇歳春、入隊前に四段昇進。昭和21年5月復員、順調に昇進、二六歳でA級八段、A級在位一〇年、優勝三回。昭和36年、三八歳から日本将棋連盟会長を六期連続つとめる。青年時代から本部の再建に努力、普及、出版、渉外担当、戦後の新進養成機関奨励会を創設、女性将棋普及、将棋会館建設に尽力。昭和57年4月現役引退。同年11月九段に昇進、藍綬褒章を受章。昭和59年故郷分水町名誉町民の称号を受ける。平成8年4月29日、勲四等旭日小綬章を受章。門下は佐藤庄平八段、桜井昇七段、山口英夫七段、近藤正和四段。「三手の読み」で知られる解説の第一人者。各種各界での講演が多い。現、社団法人日本将棋連盟顧問。将棋ペンクラブ名誉会長。農林水産省森林技術総合研修所講師
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