内容説明
荒木経惟が撮りおろす、２２歳の女王様の私生活。島本慶が語る、女たちへのルート六十六話。
目次
６０年代をそのまま生きる“レナ女王様”と彼
結婚を夢見る風俗ギャルのミキ“いつも卵を抱いて”
忘れ得ぬ純情ホテトル嬢ヒトミ“この仕事、やってよかった”
生理中の風俗ギャル？“関係ないヨ”と稼ぎまくる
ＡＶギャル麻衣の周辺“次々と去ったボーイフレンド”
バンドやってるギャルのみどりの“彼氏もジャズメン”〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JunTHR
4
面白ーー！！９３年に出版され、映画化もされたとのこと。当時のギャル（主に性風俗関係の）のルポ集？たった各２ｐで大量のギャルについて書かれていて、合間にはアラーキーによる写真もたくさん。93年という時代のせいか、著者のスタンス・文体の問題か、異様な軽さ（脳天気さ？）があって、興味深い。今、この軽さで描くのは難しいような気もする。しかし一方では、産業の強さや嬢たちの「しなやかさ」には変わらぬものも感じた。2014/10/27
