感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
40
「うぬぼれやのオンドリ」は性格の悪いオンドリがそのまま、酷い目に遭うのではなく、ある事をしたことから助けられるという展開が面白い。「かしこい羊飼いたち」は蛇の夫を弑したが為にその妻から命を狙われる事になった皇子。最初に解決を任された裁判官たちへの辛辣な評は現在にも刺さる。羊飼いたちのシンプルに見えそうなやもめ論のややこしさにこんがらがりそうになりながらも最後の逃げ延びるための策は見事。「青いバラ」は求婚を如何に退ける譚。少し、納得がいかないのは、娘の意志を聞かずに求婚条件を設定した王様が無茶苦茶だからだ。2024/12/28
てぃうり
1
語りたいお話はなかった。2025/03/04