出版社内容情報
神社の境内にある樹齢千年を超える杉の前で刺殺体が発見される。被害者が石井の高校時代の同級生だったことにより、石井の過去が明らかに…! ? 新聞連載時の形をそのままに、イラストも楽しめるコンセプトブック。
内容説明
神社の境内にある、樹齢千年を超える杉の木の前で発見された男の刺殺体。被害者の望月は石井の高校時代の同級生であり、因縁のある男だった。一方、晴香は木の前で嘘をつくと呪われるという伝説がある「いつわりの樹」について、八雲に相談をしていた。呪いの真偽を確かめるために神社を訪れた八雲は、捜査中の後藤と石井に遭遇して―。新聞連載時のオリジナル版原稿に、鈴木康士の挿絵をフルカラー完全収録した豪華本!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で、プロデビュー
鈴木康士[スズキヤスシ]
1974年北海道生まれ。イラストレーター、クリエイター。小説装画や挿絵、ゲーム用デザイン制作、カードゲームイラストなど様々な媒体で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
10
★★★★☆ イラストエディションで再読。 いいなぁ、やっぱり。2022/12/11
ぬぬよよ
7
初読み。純粋なミステリーというよりはエンタメ要素もあり楽しめました。2023/04/02
みどり
7
あ~、とは思った。内容は知っているので、イラスト数枚を買ったようなものではあるが。 でも、久々に読み直したので、シリーズを全部また読み直してもいいと思った。2022/11/29
紅羽
6
Another Fileシリーズの一作目「いつわりの樹」の豪華版の文庫化。内容も同一。ある樹の前で嘘をつくと呪われるという都市伝説にまつわるオカルトミステリ。八雲を中心としたいつもの面々のやり取りが楽しい。このお話には石井さんの切ない過去も明かされる。しかし読み返してみて、一番心に残ったのは、八雲が歯ブラシを冷蔵庫に入れているという謎の行為でした。常温じゃダメなの?(笑)2023/12/07
planetarium
3
鈴木康士さんのイラストコレクションがすごく素敵でした!この心霊探偵シリーズはたくさん出てるみたいなんだけど、読むのはこれが初めて。でも全然大丈夫で、読みやすいしキャラも分かりやすくて良かったです。2023/07/04