感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なま
11
★4.3 三人ばか/ふるやのもり/おかあさんのごちそう/あなのはなし/美しいワンリーサとパパ・ヤガー/話す人のために(東京図書館編『お話のリスト』参照案内有)/お話とわたし(児童図書館研究会会長 小河内芳子)/「とらとほしがき」に似ている「ふるやのもり」は、猿の容姿に繋がるお話でもある。『あなのはなし』は繰り返しのお話で短いながらも、ドラえもんの通り抜けフープを連想し面白い。それにしても絵が無い物語の面白さを何度読んでも体感できる。成長しても想像力により飽きずに色褪せない。2024/05/12
seraphim
8
素話の勉強のために読んだ。「三人ばか」「ふるやのもり」「おかあさんのごちそう」「あなのはなし」「美しいワシリーサとババ・ヤガー」。ふるやのもりが好きだった。「あなのはなし」も好き。機会があったら、お話ししてみたい。2013/11/12
しずくちゃん
3
保育園年中さんに「あなのはなし」をストーリー・テリング。最後にオオカミのお腹にあなが入ったらオオカミのお腹にあなが空いてしまいました。のところで数人の子供が手で自分のお腹にまあるい穴の形を示して、可愛かったあ。😊 ちゃんと理解してくれていたんだね。2023/06/15
mercury
3
読み聞かせの本。このなかの「あなのはなし」というのか幼い頃の娘の大のお気にいりで何度となく読んだ。たった4ページの短い話だが穴が旅をするというシュールな話。ちょっとすごいので機会があったら読んでいただきたいお薦めストーリーです。2016/10/04
はなくま
3
「3人ばか」、親子とは似た者同士。予期悲嘆においおい泣く婚約者の娘と母と父に、君たちより馬鹿な奴と出会ったら娘と結婚してやるさと旅に出たけれど、世の中には思っている以上にバカが多かった。「あなのはなし」は予想を裏切るホラー感。穴を食べてしまった狼は体内から穴に巣喰われてしまう。「美しいワシリーサとババ・ヤガー」では母が形見にくれた人形にご飯を食べさせてお祈りすると私の危機を助けてくれるという不思議なお話。良き人の手に渡れば救済に、悪い人の手に渡れば世界は破滅へと向かうということでしょうか。2016/10/02