探査機「はやぶさ」川口淳一郎の視点

川口淳一郎/松田修一（編集者）

東奥日報社（2012/10発売）

• サイズ 新書判／ページ数 206p／高さ 18cm
• 商品コード 9784885611285

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tsubomi]

2016.06.20-06.30:川口淳一郎氏と記者の対談形式の内容で巻末には同じ弘前市出身の作家長部日出雄氏との特別対談も掲載。日本は最初から完璧を目指しすぎてall or nothingの社会、失敗が許されず、新しいことに挑戦しづらい国になっているからイノベーションが進まないetc、震災や原発のことなどについても語っています。科学者として根拠のないことに右往左往する必要はないものの、斬新な発想の変人を寛大に見守るような国じゃないと日本に未来はないと断言し、人材育成の大切さを訴えているのには共感。

2016/06/30

[radish]

東奥日報の連載記事を収録し、作家　長部日出雄氏との対談を追加した物。内容は多岐に渡り時事ネタを踏まえて多角的に川口先生を捉えようとした記者の姿勢が好印象。長部氏が「はやぶさ」「川口」ファンらしくミーハーなノリが面白い。

2013/02/01