内容説明
日本の原子力開発の歩みにとって、昭和62年という年は21世紀へ向けての節目になった年でもある。本書は、21世紀へ向けた原子力政策をめぐり繰り拡げられた科学技術庁、通産省、電力界、メーカーの三つ巴、四つ巴の論議の現場へメスを入れたジャーナリストの証言である。
目次
第1章 有沢老の懸念と言動
第2章 30周年を迎えて
第3章 長期計画改定の路線論議
第4章 多角開発戦略・ウラン濃縮
第5章 残される課題のかずかず
第6章 大詰め迎えた長期計画改定審議
第7章 5年越し日米原子力協定改定交渉
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