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内容説明
ベストセラー『運』に続く“最強の遺言”
北尾吉孝、似鳥昭雄、藤田晋、入山章栄……
ドン・キホーテ創業者の安田隆夫氏が、異能の創業経営者・経営学者を相手に、熱き“知的格闘技戦”を繰り広げる対談集。
●まえがき
本書はおそらく私にとって最後の作品になるが、いま私のなかで改めて、一つの確信が深まっている。
それは、積極的にリスクを取り、挑戦を続ける者だけが、仕事や人生において「勝利」を掴めるということだ。
しかも、目指すべきは単なる「勝利」ではない。「圧勝」である。勝って勝って勝ちまくり、「これでもか」という気迫で大勝ちを取りにいかなければならない。私はこれを「圧勝の美学」と呼んでいる。
そうやって目一杯の果実を収穫しておけば、不運が巡ってきたときに耐え忍べるし、思いきった挑戦をすることも可能になるのだ。
これは一個人の人生だけでなく、日本という国全体にも通じる考えである。
読者の皆さんがこの対談集に感化され、自分だけの“革命”を起こそうと、一歩踏み出す勇気や元気を持つことができれば幸いである。
●目次(一部)
第一章 ビジョナリーカンパニーと創業経営
×北尾吉孝(SBIホールディングス会長兼社長)
第二章 異能の創業経営者の驚くべき精神構造
×似鳥昭雄(ニトリホールディングス会長)
第三章 経営のことは全て「麻雀」から学んだ
×藤田晋(サイバーエージェント社長)
第四章 狩猟本能とリーダーシップ
×入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
18
個人的にドンキのファンではなかったので、それほど期待しないで読み始めたけれど創業者の安田氏はドンキの雑然とした店内とは全く異なる理路整然とした考え方の持ち主で非常に面白かった。対談形式で日本の著名な創業経営者、SBIホールディングスの北尾吉孝氏、ニトリの似鳥昭雄氏、サイバーエージェントの藤田晋氏の創業者としてのモノの見方考え方もとても興味深い。安田氏は末期のガンを患っておられ、その貴重な経験を後の人たちに残したいという意図で書かれたものと思う。尚、私が読んだのは文春新書の渋い表紙で、この書影とは異なる。2025/08/04
funuu
4
本書は、安田隆夫氏が自身のベストセラー『運』に続く「最強の遺言」として位置づける一冊で、ビジネスにおける「圧勝」を目指す姿勢を強調しています。安田氏は、単なる勝利ではなく、圧倒的な成功を追求することの重要性を説き、そのためにリスクを積極的に取り、挑戦を続ける必要があると述べています。対談相手には、SBIホールディングス代表取締役社長の北尾吉孝氏、ニトリホールディングス会長の似鳥昭雄氏、サイバーエージェント社長の藤田晋氏、早稲田大学ビジネスス 癌で後数年の命 やはり 本音は死にたくない2025/07/23
モビエイト
1
ドンキの成功の秘密を知りたくドンキ本3冊を読み、安田さんの凄さ、権限委譲できる担力を思い知らされました。海外の出店も順調に行っているドンキ、また安田さんの本が出たので手に取りましたが… 最後の本になるかもしれないという事で、ペガサスの逆張りを行った安田さん永遠にあれ。2025/07/28
startvalue
0
★★★★★2025/07/30
読書家さん#FL2llz
0
素晴らしい本。 PPIHの理念や安田会長の考えがよくわかる2025/07/21