内容説明
プラズマテレビは21世紀ディスプレイといわれている。確かに薄いというブラウン管にはないメリットを持ち、画質もここ数年を追うごとに向上している。これからはさらに画質向上や低価格化などのスピードが加速するはずだ。パソコンやインターネット、デジタル放送のデータ放送との親和性もいい。基本的な技術を確立したのは1995年頃。そこから製品化と高画質化への新たなチャレンジが始まった。本書では基本的な部分の開発と技術の推移を富士通を中心としてまとめ、その後は各社のインタビュー取材と提供された資料でまとめている。
目次
プラズマテレビ時代到来
プラズマテレビの現状と未来
テレビ放送とディスプレイの基礎
PDPってなに
PDP開発の歴史と発展
PDPのAC型とDC型
PDPの構造
FHPの動きと最新技術
ALISパネルを採用した日立
AC型で高画質化をめざしたNEC
パイオニアはAVからアプローチ
パナソニックはDC型からAC型に
PDPの作り方と材料
PDPの未来
著者等紹介
河村正行[カワムラマサユキ]
1951年生まれ。明治大学商学部卒。在学中はジャズのクラブで音楽を楽しみながら、オーディオや録音に興味を持つ。卒業後はレコードのミキサーやプロデュースからオーディオ評論を始め、その後はビデオ、ビデオカメラ、その他と活動範囲を広げる。ユーザーの視点からの鋭く、分かりやすい解説や評価で定評がある
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