出版社内容情報
盗っ人から盗み取る盗っ人一味「唐狐」の物語。新シリーズ第3巻!
【目次】
内容説明
《高麗屋》は表の稼業は若い娘に錺簪が人気の小間物屋だが、裏では盗っ人から盗む横取りを稼業にしていた。このところ、主・東次郎の知り合いの道具屋が軒並み襲われていたが、どこも盗まれたのはがらくたの類だった。きな臭さに調べを進めると、三十年前に永楽銭を一枚だけ盗む盗っ人がいたことがわかるのだが、果たして関係は?盗っ人に翻弄される東次郎たちだったが…。
著者等紹介
藤水名子[フジミナコ]
1964年、東京生まれ。作新学院を経て、日本大学文理学部中国文学科に学ぶ。1991年、『涼州賦』(集英社)にて「小説すばる新人賞」受賞。主に、中国・日本を舞台とした歴史小説、時代小説を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。