音の歴史

音の歴史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784885520846
  • NDC分類 424.02
  • Cコード C3055

目次

ピタゴラス哲学からニュートン力学まで(ピタゴラス哲学;楽器の発達;音の七不思議;音波現象;ニュートン力学の形成)
ラグランジュからレイリーまで(ラグランジュの解析力学;質点系と電磁系との等価性;ラグランジュの方程式の記号形式化;ハミルトンの原理;振動・音響問題の解析;音声・聴覚関連の研究)
近代音響学の幕開け(音響革命;電話の誕生;炭素送話器の出現;科学的研究の体制固め;電話の感度の増大;動作方程式の一般化;ベラネックの批判に対する再批判;線路減衰の軽減;電話出現の波及現象;耳と口の基本的データの収集;音声情報;通話試験用の電話系の実現;通話品質の定量的表現法;明りょう度の計算法;人工音声の研究)
音響測定(音響測定の概況;レイリー板;サーホモン;ピストンホン;静電駆動器;バイブロメータ;相互校正法)
マイクロホンとスピーカ(電気音響学の誕生;機械音響系の解析;コンデンサマイクロホン;カーボンマイクロホン;電磁形スピーカ;ダイナミックスピーカ、マイクロホン、ヘッドホン;その他の電気音響変換機構の利用;電話用送受話器;特殊マイクロホン、スピーカ;マイクロホン、スピーカの動向)
録音と再生(蓄音機の登場;機械式録音再生;電気式録音機の登場;SP時代からLP時代へ;アナログ方式からディジタル方式へ;磁気録音、再生;光録音、再生)
建築音響(セービンの登場;残響現象の理論;室内音響の評価尺度)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BsBs

0
難しい読み物。著者本人が「自分の授業が眠くなるから雑談として話していたことをまとめた」と書いているが、なるほどこの人の授業は眠くなりそうだ。でも、それを乗り越えてすらすら読み解ける人には面白い本だろう。技術がいかに迷走を重ねたか、基礎研究がどう転ぶかなんて分かりようがないということとか、音響学だけでも歴史を知ることで得られる知見は普遍的だ。2016/06/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3015255
  • ご注意事項