内容説明
「スカイワード」JALグループ機内誌に’08年より二年間連載された歌舞伎役者坂東三津五郎の城めぐりエッセイ、読者待望の単行本化。
目次
城めぐり12の現存天守(姫路城―美しさ、遺構の数ともに日本一;宇和島城―山の地形を生かして自然と調和する;松江城―お堀の風情が残っている日本一の城;松山城―文人に愛された地;高知城―歴史的背景を知ると、より楽しめる城 ほか)
城めぐり町ものがたり(江戸城―日本で最も大きな城下町;掛川城―歴史を知って楽しむ場所;名古屋城―徳川文化が息づく商業都市;熊本城―二人の殿様;新発田城―米作りに支えられた豊穣な町 ほか)
著者等紹介
坂東三津五郎[バンドウミツゴロウ]
歌舞伎役者・日本舞踊坂東流家元。屋号は大和屋。昭和31年九代目坂東三津五郎の長男として東京に生まれる。昭和32年「傀儡師」で曾祖父七代目坂東三津五郎に抱かれて初お目見得。昭和37年「黎明鞍馬山」牛若丸役で五代目坂東八十助を名乗り初舞台。平成13年十代目坂東三津五郎を襲名。平成18年日本芸術院賞、平成21年紫綬褒章など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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クラミ♬
14
お城が大好きな三津五郎さんが解説してくれる、わかりやすいお城の本。エピソードもお城愛に溢れていて、まったく知識のないワタシでも行きたくなりました。まずは松本城か上田城かな。2016/05/26
ぽっぽママ
5
お城が24。城だけではなくその近辺の見どころや老舗なども紹介している。私が行ったところがそのうち11。 掛川城は近いのに行ったことがない。新しい天守だからと思っていたが二の丸御殿は見る価値があるみたい。今度行ってみよう。2014/11/24
篠田@書店員復帰を目指し中!
5
歌舞伎役者 坂東三津五郎による城の本。坂東三津五郎さんの城に対する愛というは見ていてほっこりする。城について無知な私でも城というものがどういうものかというのをわかりやすく書いてあり、頭の中に知識がすんなりと入る。地元の城も掲載されているので、ファンとしては嬉しい。2013/04/15
ryo
2
私みたいな初心者でも大丈夫な、ライトな城本。 三津五郎さんの、城に対する愛が伝わってきて、 城めぐりしたくなる。 2012/06/29
Ryuji Saito
1
伊予松山城の乾門・乾櫓から眺める天守が良い、という点に共感。2011/12/29
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