目次
第1閲覧室 書物と活字の部屋(古本屋商売の難しさ;古書の発掘と顕彰 幻の作家と作品・山下武主宰の「蚤の市」のことなど;篤学者の人生と栄光 教養主義時代の読書法と田中菊雄の生涯―田中菊雄『現代読書法』(講談社学術文庫) ほか)
第2閲覧室 推理とSFの部屋(古書とミステリーの饗宴―紀田順一郎『第三閲覧室』(新潮社・創元推理文庫)
謎解きゲームとしての推理小説―江戸川乱歩編『推理教室』(河出文庫)
乱歩の「陰獣」と竹中英太郎 ほか)
第3閲覧室 本とその周辺の部屋(「運」について考える―三国一朗編・日本の名随筆『運』(作品社)
「思想」・「哲学」は必要か?―勢古浩爾『思想なんかいらない生活』(ちくま新書)
底辺生活者の系譜―紀田順一郎『東京の下層社会』(新潮社) ほか)
著者等紹介
植沢淳一郎[ウエザワジュンイチロウ]
山梨県生まれ。コピーライター、雑誌エディターを経て、公立学校教員として勤務。総合教育センターでは研究員として教育相談・臨床心理学を専攻。平成27年公立学校長を退職。JADP認定上級心理カウンセラー。論文:「過剰適応と社会不適応」「社会不適応対応の諸相」(平成10年「総合教育センター50周年記念研究論文入賞」)。小説:「デジャ・ビュの中の古本屋」(平成29年「山梨日日新聞新春小説入選」)。現在、古書ミステリ同人誌『幻影』の編集発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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