内容説明
クラシック音楽の特殊加工音による聴覚改造。検査資料を駆使して立体的に解説。
目次
序章 厭世気分や悲哀気分を拭い去れ―聴覚訓練による明晰脳への手段(働く気力や生きる気力を失う社会背景;不安やうつ的症状は回避できるか? ほか)
第1章 聴くだけで潜在脳が明晰脳に劇的変化―システム開発の経緯と訓練現場からの報告(聴覚システム誕生の秘密;聴覚改造に挑戦―音大生の演奏が変わった ほか)
第2章 爽やかや変化を実感した―明晰脳療法を体験した二十五人の証言(難聴を克服;技術も体調も向上 ほか)
第3章 座談会 関係者が語る明晰脳療法の周辺―私たちは聴覚訓練に期待する(聴覚システム開発のきっかけ―傳田先生の喜びも悲しみも幾歳月;病理の研究者から臨床医への転身―葉山先生のデータ収集 ほか)
終章 応用・臨床資料編 目の病で断絶された脳への回路を音楽が結ぶ―黄斑変性症と緑内障の驚異の回復とそのデータ(病理から臨床への転身;黄斑変性症と緑内障は治る病気だ―ルティンの驚くべき効果 ほか)
著者等紹介
葉山隆一[ハヤマリュウイチ]
東京都生まれ。新潟大学医学部卒。その後大学医局において病理学、免疫学、血液学を研究、さらに、付属病院の医長として臨床医の経験を積む。二年間の米国留学し、最先端の医療技術を学ぶ。現在、葉山眼科クリニック院長。多くの医療器具や検査器具を駆使して聴覚システムの医学的、科学的資料を提供している。なお生命科学研究所を主宰し、講演活動やシンポジウムを定期的に開催して総合医療の向上と実践に寄与している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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