内容説明
かげろうの飛翔を模した日本の伝承的毛バリ釣りを「かげろうの釣り」と表現し、独特の毛バリを３０数年前にゴールデン・ボトム・エレガンスとして制作した著者が、鮎釣り、渓流釣りのあとさきに、思いつくまま綴った「釣りの自分史」。毛バリ、フライフィッシング愛好者の座右に置いて、著者のダンディーな遊び心を味読して欲しい秀作集。
目次
深川の蝶
ビュッフェ
柿田川
釣りと漁
暖簾（のれん）
たぬきの青春
上高地朱夏
三峰川のほとり
山県会長のこと
逆さ毛バリと赤い杖〔ほか〕
著者等紹介
加藤須賀雄［カトウスガオ］
１９２２年生まれ。東京下町の大川端や千葉県木更津など、海釣りの環境で育ったが、釣りはその対極ともいえるアユや渓流釣りを志向し、『かげろうの釣り』（つり人社刊）などの著書がある。日本友釣同好会参与、狩野川顕彰碑建立趣旨を撰文。日本渓魚会相談役。早稲田大学卒、公認会計士。早稲田大学商議員
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