内容説明
ベッドに入ったら男と女、なんでもできるし、なにをしても許される。特に女、それも人妻の場合は結婚生活によって、精神的にも肉体的にもそうプログラミングされている。女は体をずらして男の顔面にまたがり、ゆっくりと自身の女性器を男の口元に押しつけた。男のぬめった舌が、舐めているのがわかる。女は快感の波をこらえた。こらえながら、たまっていた尿を一気にほとばしらせた。しづくをしたたらせ、洗顔したような顔の男がにらんでいる。あら、なにをしても許されるんじゃなかったの?男と女のセックスの機微をえぐる官能小説の雄・北原双治のセンセーショナル作。