内容説明
わたしたちは自分の苦しみを他人や境遇のせいにしがちですが、すべての苦しみは、ものごとをあるがままに見ていない自分の心から生じています。それがよくわかれば、自らを深く省みることによって苦しみのない自由な境地になることができます。
目次
第1部 つくった因縁を知れば苦しみはなくなる(夫のせいで悔しくてやりきれません;兄弟たちに裏切られた気がします;両親の恩と衆生の恩を知るということ;納得のいかないことを追究しようとするな;殺生と報いについて;正しい胎教とは)
第2部 気がかりのない心、軽やかな人生(夫の弟に腹が立ってたまりません;母に対し不満がたまっています;障がいがある娘にどう話せばよいでしょう ほか)
第3部 自分の人生の主人公になる道(小言が我慢できません;冷めた夫婦関係を回復するには;謙虚に堂々と生きなさい ほか)
著者等紹介
法輪[ポンニュン]
1953年、韓国の慶尚南道生まれ。1969年、曹渓宗の仏心道門師を師僧として慶州・芬皇寺で出家。1985年に設立した中央仏教教育院を母体に、1988年「浄土会」を設立する。全地球的観点から今日の問題を見すえ、人々が自ら問題解決の主体となれるよう仏教の指導を続けながら、環境・福祉・平和運動も併せて実践してきた。2002年、ラモーン・マグサイサイ賞(平和と国際理解部門)を受賞。多数の仏教書を韓国で出版している
井上朋子[イノウエトモコ]
1958年生まれ。1996年から3年間、韓国に滞在。釜山の外国語学院で日本語講師をした後、ソウルの語学堂で韓国語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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