内容説明
ＴＶでは決して取り上げない世紀末芸能を雑誌『ＧＯＮ！』の人気ライターが詳細レポート。
目次
第１章 見世物小屋という快楽
第２章 見世物の核心―客寄せの口上
第３章 柳田学と異界
第４章 江戸―現在 ふたつの世紀末
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三丁目の書生
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表紙や帯を見ればおどろおどろしいレポートを期待しますが、れっきとした学術本です。 「レポート」しているのは最初の数ページのみで、後は、民俗学やら柳田国男などと絡めた学術的な考察が延々と続きます。 表紙がクリーム色だった頃の講談社現代新書に入っていてもいいくらい。 著者は大学時代に民俗学を専攻していたのでしょうか。本格的な論考なので、これはこれとして読み応えあります。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161011/p12016/10/11
