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パ・リーグどん底時代―激動の昭和48年

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860953287
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

踊る金田!笑う野村!怒る稲尾!2球団身売り、なんとオーナーが移籍、本拠地のない球団…未曾有の「異例」ずくめの年、経営陣はパ・リーグを必死で守った。昭和48年を知らずして、現在のパ・リーグの隆盛を語ることなかれ。

目次

序章 東京オリンピックはパ・リーグ悪夢のスタート
次章 暗黒の巨人V9、昭和40年代
本章 昭和48年、パ・リーグ激動の年(『前夜』昭和47年秋―消滅の危機と、太平洋クラブ参入と、オーナーの移籍;昭和48年6球団の陣容と事情;神宮がパ・リーグで超満員になった日―ロッテ対日拓が奇跡を生んだ;激闘、初のプレーオフ!閑散と大波乱!;昭和48年パ・リーグ総括―昭和48年パ・リーグの真実とは;『後夜』昭和49年から―昭和50年代・西武参入!マイナー化と戦った実力のパ)
終章 夢の平成到来!昭和48年の苦闘をむだにするな!!

著者等紹介

佐野正幸[サノマサユキ]
1952年5月22日、札幌市生。札幌光星高~神奈川大学卒。中学の頃、ファンレターが縁で知り合った西本幸雄監督に心酔、阪急や近鉄の応援団長として全国各地の球場を駆け巡る。氏の縁で入社した近鉄百貨店を98年退社。その後は作家活動を中心に、講演活動、テレビ・ラジオコメンテーター、司会者として活動中。他の野球作家とは一線を引くパ・リーグ中心のスタンド視点が特徴。デビュー作『1988年「10.19」の真実』(新風舎)を始めとした近鉄無念の三部作を皮切りに、多数の著作がある。北海道新聞「がんばれファイターズ」に隔週連載。RSKラジオ「岡山あさまるステーション」木曜朝にレギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YOS1968

0
パ・リーグは人気がなかった。読売V9人気のセ・リーグの裏側でもがき続けていた。黒い霧事件後の度重なる身売り問題。入らない観客を呼び戻すための遺恨試合の演出。DH制導入、前後期制など、なんとか盛り上げるように苦しんでいた。著者のパ・リーグ命っぷりもよく分かる一冊。この頃の選手たちは個性的で楽しかった。2010/09/16

ぴゅう

0
私は、著者がパ・リーグが世間に認められたと感じている平成17年の1年前、平成16年からのパ・リーグファン(ホークス)なのでこの昭和48年のパ・リーグを取り巻く状況は初めて知るものだった。リアルタイムで知っているのも平成16年の近鉄とオリックスの合併、ダイエーの身売りくらいなので…今のパ・リーグの人気はこの昭和48年のゴタゴタの上に成り立っているものなんだなぁ…と感じた。2011/08/07

最終バック九番手

0
テーマは面白いので別のライターさんで読みたかった…佐野氏には近鉄・阪急オンリーでがんばっていただきたい…参考文献:あり…初版第1刷発行:2009年5月20日…本体1600円2009/08/17

まはもめっさ

0
今では信じられないような話もあって、興味深い。ただ、こういった時代を経ているからこそ、今でもプロ野球を見られるってことを忘れちゃいけないと思う。2009/07/26

kozawa

0
やや主観的に語られる当時の模様だが、それでも昭和48年がパ・リーグにとって節目だったという一つの説は成立する。若い人はパリーグの人気と実力がどう形作られたか。当時を知る人でも影が薄かったパリーグについて、是非知って欲しい歴史の一ページ。2009/07/09

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