内容説明
本書は、自分と親、自分と他人、自分と社会、自分と運命の関係など、受胎時から今まで自分の意識に刻印してきたものを探り、不運の思考パターンを断つヒントに満ちた書である。
目次
1章 魂の刻印―両親の“意識”が遺伝することを示す受胎時の歴史的データ
2章 人間の意識が肉体や物質に影響を与える―量子物理学が解明する遺伝の法則
3章 心理からみた運命のサイクル―2通りの支配が現社会を危機に追い込んでいる
4章 3世代の歪んだ運命のサイクルを断つ―両親の今生のテーマが受胎したあなたに刻印されている
5章 “意識の遺伝”が社会状況を創っている―「自滅世代・拘束世代・攻撃世代」の子供として受胎した我々の行く末
6章 あなたの細胞は主張している―肯定的意識があなたを危険、災害、病気から守る
7章 左脳は闘争を好み、右脳は一体感を好む―思考の歪みを矯して左脳と右脳を統合する
8章 神を実感してみる―無条件の愛の放射のエネルギーは運命を好転させ奇蹟を創る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
10
その時代に生まれた親が経験したことが精神・身体に刻まれ、選択したことが子供にも伝わり、やがてその子供も親と同じような運命を辿る傾向があるという心理学の本。俄には信じがたいとは思いつつ、強い信念は子供にも少なからず影響する。戦争や紛争、災害、大事件というものはやはり一人ひとりに強い負の影響を与える一方で、自分自身で悲惨な運命を引き継がずに愛に生きることもできる。自分の思考・言動はやがて信念になる。他人に言ったつもりの言葉や起こした行動は、やがて自分に返ってきて病気の原因にもなれば、勇気づけることもできる。2021/08/22
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- 赤絵そうめん 文春文庫