出版社内容情報
Nytimes ベストセラーの人気シリーズがスタート。タキシード姿で事件を解決?引退も考えていた、還暦間近の第9代男爵警視登
内容説明
由緒ある英国男爵家の生まれにしてロンドン警視庁に勤めるヘザリッジ警視正は、もうじき還暦を迎える。人生の区切りとして引退も視野に入れ始めていたその矢先、思いがけずはねっ返りの若き女刑事を部下につけることに。さっそく高級住宅街の屋敷で主の富豪が撲殺されるという事件が起き、二人で現場に向かうが…。最高にダンディな異色の警視正登場!ヘザリッジ卿、50代最後の事件。
著者等紹介
ジェイムソン,エマ[ジェイムソン,エマ] [Jameson,Emma]
NYタイムズ、USAトゥディベストセラー作家。『第九代ウェルグレイヴ男爵の捜査録』が第1弾となるLord & Lady Hetheridgeシリーズが好評を博し、一躍人気作家に
吉嶺英美[ヨシミネヒデミ]
サンノゼ州立大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アン
67
いかなる時もレディ・ファースト、身だしなみはバッチリ、署内でも従者が用意する英国式の朝食をとり、事件の呼び出しがあれば舞踏会からタキシードで現場へ赴く男爵警視正ヘザリッジ。これだけでも気になる要素たっぷりですが、事件捜査も部下のケイトとバハールを指揮し、殺人事件の犯人を追っていくストーリー展開に満足。上流階級の人間特有の嫌みな人々相手は貴族階級のヘザリッジにしかできないですね。ケイトとヘザリッジの今後の展開も気になるところなのでシリーズ続編の翻訳を早く出して欲しいです。2017/12/05
星落秋風五丈原
50
小説の中の還暦男爵は素敵なんだけどどうしても表紙の男性と結びつかないんですよね。2020/02/26
ゆう
38
男爵で警視正のヘザリッジ。いつでも英国紳士の様な立ち振舞いの警視正が猪突猛進型の女性刑事ケイトと褐色の男性刑事バハールと共に富豪撲殺事件に乗り出す。まもなく還暦ですなんて年齢をまったく感じさせず、なんて素敵な男性なんだ。タキシードで現場直行とかヘザリッジだから許されちゃう。しかし出てくる全員、キャラ濃いなぁ。全然飽きないわー。これもコージーミステリーなんだよね。確かにコージーですよな設定だったけど、軽めの警察物って気分で読んでた。英国風朝食を1度経験してみたい。2017/12/31
あさうみ
37
好きだなー!強烈な表紙に思わず手に取ったが……いける!60歳を迎える由緒正しき英国男爵の警視正と30歳の働き盛り頭もきれる女性刑事が富豪の撲殺事件を解明する。事件を追いながら、2人の距離が縮まるのも、私は楽しく読んだ!魅力的なキャラがいっぱい。真反対な環境に育ち、年の差がある2人がどうなるのか非常に気になる!最近、ハーパーさん好きだな。続編、翻訳お願いします!2018/03/21
Koning
34
露骨に狙ってるなーと思ったらフロリダ産の作家だった。正直男爵で警視正とかブリ好きのアメリカ人か日本人じゃなきゃ書かないよね(wそれはさておき色々と面倒な上流階級の事件を解決するには最強のボス。ここに跳ねっ返り飲の女刑事が加わってコージーなミステリの出来上がり。なかなか良く出来てます。
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