死ぬときに人はどうなる10の質問―あなたは考えたことがありますか?

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884748999
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0095

出版社内容情報

二十万部を超えたベストセラー『死ぬときに後悔すること25』の著者がおくる最新刊です。
著者はいままで千人以上の死を見届けてきた終末期医療の専門家。
本作では、死に直面した患者やその家族からよく聞かれる質問を集約しました。

「人はどんな風に死んでいくのか?」
「やはり死の直前は、苦しむのか?」
「死の間際に、患者にとって一番うれしいことは何か?」
「人は死期を悟るのか?」
「健康に気をつかっていれば死ににくいのか?」
「孤独死は本当に不幸なのか?」
「死を前にして怖がらないためにはどうしたら良いのか?」

いま健康であってもどれも気になる内容ですが、死の現実は、例えばテレビドラマで描かれるような一般的なイメージとは異なります。
その儚くも厳しい現実を意識することこそが、よりよく生きるための“処方箋”であると著者は説いています。
本書を読めば、自らの命の愛おしさも感じられるはずです。


○●○●○●○● もくじ ○●○●○●○●

1 死を語るあなたは何者ですか?
―――――こういう人間です。

2 死ぬときに人はどうなりますか?
―――――こうなります。

3 人はどんな風に思って死んでいくのでしょうか?
    ―――――迷いながら、受け入れて、です。

4 人は死期を悟るのでしょうか?
      ―――――おそらく、そうだと思います。

 5 健康に気をつかっていれば死ににくいですか?
   ――――そんなことはありません。残念ながら。

6 なぜ死を見つめることが必要なのですか?
    ―――――人間は意外に楽観主義だからです。

7 死後の世界について言い切らないのはなぜですか?
   ――――死後の世界も、人それぞれだから、です。

8 孤独死は不幸でしょうか?
    ―――――必ずしもそうではないと思います。

9 死とは不幸ですか?死ななければ幸福ですか?
    ―――――物質的な成功では
            死を乗り越えがたいのは事実です。

10 死をも左右する力を手に入れた人間は、   本当に偉いのでしょうか?
      ―――――偉くもあり、愚かでもあります。

内容説明

20万部突破!!「死ぬときに後悔すること25」の著者待望の新刊。より良く生きるための10の質問。

目次

1 死を語るあなたは何者ですか?―こういう人間です。
2 死ぬときに人はどうなりますか?―こうなります。
3 人はどんな風に思って死んでいくのでしょうか?―迷いながら、受け入れて、です。
4 人は死期を悟るのでしょうか?―おそらく、そうだと思います。
5 健康に気をつかっていれば死ににくいですか?―そんなことはありません。残念ながら。
6 なぜ死を見つめることが必要なのですか?―人間は意外に楽観主義だからです。
7 死後の世界について言い切らないのはなぜですか?―死後の世界も、人それぞれだから、です。
8 孤独死は不幸でしょうか?―必ずしもそうではないと思います。
9 死とは不幸ですか?死ななければ幸福ですか?―物質的な成功では死を乗り越えがたいのは事実です。
10 死をも左右する力を手に入れた人間は、本当に偉いのでしょうか?―偉くもあり、愚かでもあります。

著者等紹介

大津秀一[オオツシュウイチ]
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウィル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)の一人として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、2008年より東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)に勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療を実践、2010年6月から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和ケアチームを運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイスマン

24
終末期患者を励ましたり、アドバイスしたりするのは避けた方がいい。 終末期患者が一番安心するのは、評価される事なく気持ちを受け入れてもらえる事である。 逆に、身近な人に自分の気持ちを理解してもらえない時の辛さは、孤独死より辛いという。 気持ちを理解してもらえないとは「食べろ」「運動しろ」「気力で負けるな」などの強要である。2017/05/30

フクミミ

19
終末ケアの医師である著者。病気の場合、どうやって人は死を受け入れるのか、どのような過程をたどって死んでゆくのかがわかりやすい言葉で書かれてある。死の直前は一般的に苦しくないそうなので、ちょっと安心した。「頑張れ」「もっと食べないと」は言わないでおこうと心に決めた。2018/02/18

とももん

10
どういう風に死ぬか、死ぬときに苦しいのか、そんな疑問への答えがありました。前半はそういう具体的な死への道のりでしたが、後半は死生観というか考え方が多かったです。こういった死に関する本を読むときまって考えさせられるのが、死があるから今を大事に生きようと思うこと。毎日を大事にしようとは思いますが、そんな今日も風邪でひたすら寝ていた一日でした、、、2019/10/14

あやめ

10
タイトルだけ見るとちょっと怪しい宗教と勘違いしそうですが、現場で死をいくつも看取ってきた体験があるから書けるもの。最後まで聴覚は残るということは覚えておきたい。先生、30代なんですか、お若いですね。2013/10/26

ももんが

7
実父も義父もこの本にかいてあるような経過をたどり亡くなりました。大変参考になりました。後半は話が逸れていった感じがありましたが、それはそれで面白く感じました。2014/12/01

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